SATA SSD採用 × ROCKのBridge運用。
どちらも音質に直結する設計で、USB-DAC直結時の純度と安定性を最優先します。
● SATA SSD採用:コントローラ負荷が穏やかで電気的ノイズが少なく、音が自然で滑らか。
● ROCKのBridge運用:Server専用OSをBridge的に用いることで常駐を極小化し、USB出力の純度を最大化。

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こんな人に最適
- 音質最優先でUSB-DAC直結の純度を高めたい
- 既にNAS/外付けHDDがあり、ライブラリを活かしたい
- Server/Bridgeの役割を切替えたり、複数ルーム運用を見据えている
主な特徴(音質直結の二大要素)
- SATA SSD採用:NVMeより制御負荷が穏やかで、転送時の電気的ノイズを抑制。音の自然さ・静けさに寄与。
- ROCKのBridge運用:Server専用OSをBridge的に使用。常駐を極小化してUSB出力の純度を最大化。
- USB-DAC直結:Roon Ready代替級の高品位再生を小型筐体で実現。
- 冗長化/検証に好適:メインServer障害時のバックアップ運用や構成比較に最適。
- もちろん、一台目のroon serverとしてもお勧め
なぜ「二刀流」なのか?
Sonivia Nitoryu は、単なる低価格サーバーではありません。
- Serverとして: SATA SSDベースのシンプル設計で、音質にこだわる人に最適。
- Bridgeとして: ROCKを活かして Roon Ready相当 を低価格で実現。
- 価格の意義: 「まずはServer」として導入し、将来はBridgeに展開できる。
専用BridgeやハイエンドServerに比べて圧倒的にコストパフォーマンスが高い。
もちろん最初から専用BridgeとしてもOK!
つまり、Nitoryuは音質マニアのための入場券。
ServerでもBridgeでも活躍できる、唯一の「二刀流モデル」です。
「Roon Ready相当」を低価格で
本来、Roon Readyデバイスは専用設計の高額機材が中心です。
しかし Sonivia Nitoryu は、ROCKをBridge運用することで Roon Ready相当の役割を果たします。
「Server」としても「Bridge」としても使える二刀流だからこそ、 専用Bridge機器に比べて圧倒的に低コスト。音質マニアにとって最短ルートとなるのが、このNitoryuです。
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詳細スペック(Server/Bridge両対応設計)
| ベース筐体 | HP ProDesk 400 G3 Mini(整備済み) |
|---|---|
| CPU | 第6世代 Intel Core i3 |
| メモリ | 8GB(新品) |
| システムSSD | SATA 256GB(新品) |
| 音楽データ | NAS / 外付けHDDを使用(内蔵ストレージは追加できません) |
| OS/運用 | Roon Server(ROCK)をBridge的に運用 / Roon serverとしても優秀 |
| オーディオ出力 | USB-DAC 直結(Roon Ready代替として高音質運用) |
| CDリッピング | 外付けUSB CDドライブで可能(別途外付けHDDが必須) |
| サイズ/消費電力 | 約177 × 175 × 34mm / 省電力設計 |
利用シーン
- Roon server:シンプルなroon serverとして利用
- Bridge専用機:DAC手前に設置し、Roon Ready代替のUSB直結で高音質を狙う
- メイン+サブの二重化:障害時は役割を切替(音を止めない設計)
- 検証/拡張前提:ケーブル・電源・ネットワーク構成の差を聴き比べる
※ ROCKをBridge的に運用する場合、OSは本質的にRoon Serverです。
一つのシステムにServerは一台のみのため、このROCKはRoon Remoteから表示されず、アップデート通知は届きません。
更新時は一時的にServerとしてログインして手動アップデートを行います(詳細はFAQ参照)。
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よくある質問
Q. なぜSSDはSATAを選んでいるのですか?
NVMeは高速ですが、制御時のコントローラ負荷が大きく、転送時の電気的ノイズやクロック揺らぎを招く場合があります。
一方でSATA SSDは転送帯域は十分かつ制御が穏やか。オーディオ再生ではSATAのほうが自然で滑らかな音質に繋がると判断し、本機ではSATAを採用しています。
Q. ROCKをBridge運用した場合のアップデートは? SOCと比べるとどうですか?
ROCKはRoon Server専用OSのため、Bridge的に使っていても本質はServerです。 Roonの仕様(1システム=Serverは1台)により、このROCKはRemoteからServer一覧に表示されず、 アップデート通知も届きません。
▼ アップデート方法
- 対象ROCKに一時的にログインし、Serverとして認識させる
- Roonアプリの「設定 > 概要」でアップデート確認 → 適用
- 再起動後、再びBridge用途として利用
この手動手順を数ヶ月に一度行えば、Bridge用途でもROCKを最新状態に維持できます。
▼ デメリット
- 自動更新ではないため、手動操作が必要
- 一時的にServerとして切替えて更新する手間
▼ メリット
- 無駄なプロセスが少ないROCKにより、USB出力の純度が高く高音質
- PCベースゆえの処理能力・安定性(負荷変動に強い)
▼ SOC(Raspberry Pi等)との比較
- SOCのメリット:安価/小型/低消費電力。RopieeeやDietPiで手軽にBridge化
- SOCのデメリット:電源/USB周りの制約から、音質はROCKに劣るケースが多い
- 結論:手軽さ・省電力ならSOC、音質と安定性ならROCK Bridge
※ 手動更新というデメリットはありますが、SATA SSD × ROCKのBridge化による音質的メリットは大きく、「操作の簡便さより音質を優先する」方に選ばれている運用です。
Q. ServerとBridgeの使い分けは?
Serverはライブラリ管理・配信の中枢、BridgeはUSB DACにつなぐネットワークトランポータです。
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