QobuzやっとRoonと繋がる!!
2024年10月25日での使用感
さっそくアカウントを作って使ってみた
前回「Qobuzが日本にやってくる!!」と喜びの記事を書いてからほぼ1年たった。
そして2024年10月24日、正式に日本でのQobuzのサービスが開始された。
そこで、私はもともとe-onkyo musicの会員でしたので、早速Qobuzのページに飛んでみました。
ページの飛び先は「Qobuz Japan」から送られてきた「Qobuzがグランドオープンいたしました!」という
e-mailのリンクからです。
次に「1ヶ月間無料トライアルを試す」をクリックして、ログインを試みました。
しかし、「e-onkyo musicとQobuzで同じIDが使われています」とエラーが出て、何度やってもそこから先に
進めません。そこでパスワードを一度変更する処置をQobuz側のサイトで行うと、なんとかログインできました。その後手持ちのクレジットカード(もちろん日本国内で発行されたものです)を登録すると無事にサービスを開始できました。ちゃんと1ヶ月間無料にもなっています。
上の画像でもわかるように、無料期間になっているのが確認できます。なお、ユーザ情報のところに赤マルがついていてこれは、情報を更新しろということなのですが、その場所(性別を選ぶラジオスイッチになっています)がどうしても選べず保存してもずっと赤マルがついたままです。
次に行ったのはスマートフォンのアプリのインストールです。メールでサブスクリプションの確認ができたメールが届き、そこにあったアプリのインストールアイコンを押してストアに飛びました。私の機種はiPhone15proですが、なぜか最初はApple storeではなくiTuine Storeに飛びますが、内部的にはApple storeに行くようで問題なくiPhoneにインストールでき、ログインもできました。
ちなみに、Apple store内で「Qobuz」で検索すると二つのアプリが出てきますが、Qobuzの公式アプリは「Qobuz:ミュージックとエディトリアル」の方です。「Qobuz Club」はQobuzの音楽愛好家のための専用アプリのようです。間違わないようにご注意ください。
iPhoneでは私の手持ちのBluetoothイヤフォンはTechnicsEAH-AZ70Wなのですが、これはコーデックをAACしか選べません。そのため、音源ファイルは全て44.1kHz/16bitになりますが、問題なく聞くことができますし
音質も普段聴いているroon ARCと聴き比べても遜色はないように感じます。同じ曲をApple mucsicで聞いてみましたが、これは違いがわかりました。Qobuzアプリの方がダイナミックレンジが広く音楽が豊かに聞こえます。次は、iPhoneにUSB DACを繋いでヘッドフォンで聞いてみましたが、こちらはちゃんと元々の音源のサンプリングとビットレートで出ているようです。iPhoneに繋いだUSB DACはモバイル用のAstell&KernAK HC2なので確認できませんでしたが。
ヘッドフォンで聞いたハイレゾ曲はそれなりに良い音でなっていました。ただ、これもroon ARCの方が音が豊かに感じました。この場合はまだTIDAL音源ですが。
そして、本来の目的であるroonとの接続ですが、これはあっさりとできました。e-onkyoとの問題をクリアしてあればそのままQobizのアカウントで接続できます。
しかし、問題はこれからでした。
roonとQobuzが連携できない!!
確かにメニューに「Qobuz」はある!
しかし、開くと何もない。
「おお!これはどうしたことだ。日本のQobuzはroonと連携できないか」
絶望にも似た感覚が私を襲いました。
しかし、まだプレオープンです。
しばらく自体を見守ることにしたのです。
roonとは連携は取れませんがiPhoneのアプリからは正常に音楽が聞けていましたので、
「これでしばらく楽しもう」と気を取り直し、音楽を楽しんでいたのです。
i Phoneのアプリでいつも聞いているアーティストのアルバムにお気に入りの❤️を押して登録していたのですが、ある時roonを確認してみると、なんとroonのQobuzのお気に入りに入っているではないですか
「もしかすると、これは、連携しないのではなく、まだデータベースの統合がうまくいっていないのではないか」
と思い、そこからは注意深く観察していました。
そして、
10月25日16:00
roonを確認すると突然Qobuzのところが充実し始めました。本当に突然です。
roon側のサーバのデータベースの更新があったのでしょう。
これで「絶望」から「歓喜」へと変わりました。
やはり、日本から正式に加入でき、roonとの連携もできることは、これまでVPNで他国の契約で行っていたことに比べれば100倍以上の価値があります。
Qobuzは2015年からヨーロッパではロンチしていたので、日本だけ10年も取り残されて鎖国状態だったのですから、これはもう文明開化です。TIDALという黒船が来てからなんと長かったことでしょう。
「ストリーミングコンテンツの設定」にTIDALとQobuzが現れ早速ここを「Qobuz」に変更しました。
Qobuzを使ってみた感想ですが、まだサーバの連携が安定しないようでTIDAL単体の時より読み込んで音楽が流れ出すまでの時間が多くかかるようです。
音質は私のシステムではTIDALと比べても大きな違いがあるように思われません。Qobuzの方が少しダイナミックレンジが高いかなと感じるぐらいです。音がきめ細かい感じがします。
このようにプレオープンからドキマギさせられましたが、今は無事にQobuzで音楽を楽しんでいます。
そのうちTIDALとQobuzの違いがあればお知らせしたいと思います。
まずは、日本の音楽業界とオーディオ世界に祝杯を!