Qobuz日本サービス開始

roonと連携できるサブスクリプション

roonに登録できるサブスクリプションサービスは、Tidal、QobuzそしてKKBOXがあります。


TidalやQobuzが日本の他のサブスク(Apple MusicやAmazon musicなど)との大きく違うところは音源がすべてCD以上の音楽データを配信していることです。Apple MusicやAmazon musicでもCD音源もありますが、ハイレゾ音源は価格が別系統になっており多くの人はそこまでこだわっていないようです。さらにほとんどのスマートフォンではハイレゾ音源を再生できません。SonyのXperiaなど一部のスマートフォンのみです。AppleのiPhoneで最新の15でもハイレゾ音源は標準装備では再生できないようです。spotifyにはそもそもハイレゾ音源の配信はありません。

ただ、TidalとQobuzは2023年11月現在正式な日本ユーザ向けのサービスは提供されていません。Tidalについては日本のクレジットカードでも日本以外の国経由で登録すればサービスは受けられますが、Qobuzではそれも許可されていません。

Qobuzとe-onkyo music

その中で、Qobuzの経営母体であるフランスのXandrieが2021年にXandrie Japanを設立しe-onkyo music事業を譲渡取得し、これによりQobuzの日本でのサービスが現実的になりました。そして2023年12月よりQobuzのサービスが本格的に始まることが正式にアナウンスされました。


これは日本でのroonの普及には大変明るい話題となります。
e-onkyo musicは日本でデジタル音源販売の先駆けであり、さらにハイレゾ音源データがすでに豊富にあります。そして、QobuzやTidalではあまり取り扱っていない日本のJ-POPやアニメソングなどもしっかり網羅されていることがすごいです。このようにQobuzとe-onkyo musicが合併したことの恩恵は日本市場に及ばす影響は計り知れません。

roonとQobuzの融合

roonの魅力はインターネットを繋いでroon専用音楽データベースにアクセスするところにあります。
サブスクリプションの契約がなくてもこのデータベースは利用することができますが、最大の魅力であるデータベースを検索した結果の音楽をリアルタイムに楽しむことができません。このときTidalやQobuzのサービをリンクできるとこれが可能になります。

そして、Qobuzが日本でのサービスを正式に開始することにより、日本国内で誰でも簡単にサービスが利用でき、先述したようにroonの価値がグッと上がることになります。

従来の日本でのサブスクリプションは、どれもroonとの連携は予定されていません。また、Apple MusicやSpotifyは基本的にスマートフォンを使いイヤフォンやヘッドフォンで楽しんでいる人たちが多数で、特に若者にその傾向が強いと思われます。さらに、ハイレゾ音源はデータ量が多く携帯電話のデータ通信では心もとなく、月極めのデータ容量ではすぐに最大値をこえてしまいます。

roonにもスマートフォン用アプリroon ARCがありますが、あくまでも自宅にroo serverがおかれていることが前提になっており、アプリ単体では音楽を再生できません。やはり、roonは自宅でアンプを通してスピーカや高性能ヘッドフォンで楽しむことに向いているようです。そこで、CD音源やハイレゾ音源をQobuzから配信を受けて楽しむということに価値が生まれてくるのです。

2023年11月現在では、まだサービスは開始されていないようです。

当サイトでもQobuzがサービスインが開始されたら実際に登録して登録方法や使い勝手、そしてTIDALとの違いなどをレポートしていきます。乞うご期待ください。

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